大学編入試験は、英語ももちろん重要ですがそれ以上に範囲の広い生命科学の勉強が肝になってくると思います。
実際のところ、某編入予備校のデータによると生命科学の偏差値が高い人が合格に近いということらしいのです。
某編入予備校に入学していれば、テキストなどを購入し授業や模試を受ければ勉強に困ることはないと思います。しかし、私のように予備校に通うお金や時間がないという人は多く存在すると思うので今日はそのような人々に私のした勉強法を参考にしてほしいと思います。
私の生命科学の基礎の土台は
Essential 細胞生物学

Essential細胞生物学〈DVD付〉原書第3版 -
The Cell 細胞の分子生物学

細胞の分子生物学 - この二つで固めました。
とにかく、この二つの教科書をノートにまとめてひたすら読むという作業は生命科学勉強の軸でした。
先に、生命科学の基礎事項や必須事項が書いてある、Essentialをやって、その土台にThe Cellを組み立てていくイメージでやりました。
分子細胞生物学と免疫学と生化学はほぼこの作業で固まると思います。
実質的に生命科学は私のみでは3校しかテストを受けていなかったのですが、意外と大事だったのは生理学でした。なので、今後編入試験の勉強はしていく方には、生理学の勉強に重点を置くのは悪くないと思います。
私のおススメの教科書は大学で使用していたというのはありますが
トートラ人体解剖生理学がおススメです。

トートラ人体解剖生理学 原書9版 -
各章ごとに、確認問題もありすごく便利です。
骨などの構造学は不要だと思うので生理学に重点を置けばいいと思います。
生化学を細かく勉強しようという方には、情報量の多さでレーニンジャーの生化学をおススメします。
この教科書は結構細かいところまで書かれているため、いきなりはやらないほうがいいと思います。
これらの、基礎を固めたら某編入予備校が市販している医学部編入への生命科学演習を何週も解いたら生命科学は割りと磐石になると思います。
この、問題集は良問が多く、わからなかった問題の解説をまとめたりするだけでとても力がつくと思います。
私の受験した2014年の名古屋大学はこの問題集をやっていれば解ける問題というか、この問題集をベースにしてるだろ、という問題が出題されていました。

医学部編入への 生命科学演習 (KS生命科学専門書) -
今、思いつくのはこんな感じの勉強ですかね。
この勉強法で実質生命科学の出題があった名古屋大学は9割(みんな得点できてたので落ちたけど)、金沢の筆記と秋田の最終合格できたので参考までにやってみてください。
この記事へのコメント
てつ
essential 細胞生物学の問題や章末問題は解いたのでしょうか?